2000年の結成。山嵜廣和(Guitar)、美濃隆章(Guitar)、山根さとし(Bass)、柏倉隆史(Drums)の4人編成からなる至高のインストゥルメンタル・ロック・バンド。幻想的な響きと生々しい情動が同時に吐き出されるようなその美しくも荘厳な楽曲、そしてその圧倒的なライヴ・パフォーマンスは、多くの音楽ファンたちを魅了してやまない。言葉にすると陳腐かもしれないが、彼等の活動スタイルや、音楽との距離、そしてなにより彼等「toe」というバンドの存在感は唯一無二。 「FUJI ROCK Fes」「SUMMER SONIC」を始めとする国内の大型フェスから、海外でのライブツアーまでその活動の幅と彼等の音楽を求める声は裾野を広げるように浸透している。 2012年5月には約2年半振りとなる待望の新作音源「The Future Is Now EP」をリリース。
「PES」 第6話の楽曲を担当したのは、toe。かねてよりファンであった演出スタッフの提案でオファーしたアーティストだ。嵐の中で流れ出す、静かに熱を帯びていくストイックな音色が、クルミのもとへクルマを走らせるPesのスリリングなエピソードに寄り添う。クルミが見る幻影のシーンのせつなさは、この楽曲のたゆたう音があってはじめて表現することが出来た。